ノーリフティングケア
管理者の安里です。
日に日に暑くなってきましたが、皆様、体調は崩されていませんか?
紫外線対策、熱中症対策をして体調を崩さないようにして下さいね。
先日、認知症ケア学会に行って来ました。
看護師だけではなく、医師、薬剤師、介護士など職種をとわす参加可能であり認知症に関して広い視点での学びができました。
ほんの一部ですが、学びを共有させて頂きます。
ノーリフティングケアの実際と効果
・利用者様を無理な状態で抱き抱える事により、利用者様は、身体に力が入り新たな痛みが生じ、不安な思いなります。特に認知症の方は、不安が助長されます。
・職員は腰痛となり仕事や生活に支障をきたします。
・両方の心身の不調のため、病院受診をすると医療費がかかり国民の負担になります。
・押す、引く、持ち上げる、ねじる、運ぶ
人力のみで行うことを絶対に禁止し、スタンディングマシーンやリフトを導入しているとのことです。
利用者、介助者、行政の三方良しの考え
利用者:拘縮や褥瘡の予防 自立の促し
介助者:ケアの統一化 腰痛軽減 離職率低下
行政:利用者と介護者の医療費削減
ケアの質の向上と職員の心身の健康を守るために、仲間と共に日々のケアを振り返り、見直していきたいと思いました。
では、また学びを共感させて頂きます。