【スタッフインタビュー第1弾】STさんに訪問看護をしたい理由!について聞きました!

訪問看護をしたい理由

こんにちは!管理者の関です。

本日は、新たな試みである、あおなみインタビュー企画「訪問看護をしたい理由!」をお送りします。

第1回目は、言語聴覚士の鳥居尚美さんです。

①それではお名前と職業を教えてください。

はい、鳥居尚美です。言語聴覚士をしております。

②鳥居さんの好きな食べ物や苦手なことやものなど教えてください。

好きな食べ物は和菓子の最中です。

誕生日ケーキはケーキよりも、最中をもらった方が嬉しいです。

最中

苦手なもの、苦手なこと…勉強だと歴史とか。そういうのを覚えることはあんまり好きじゃなくって、 興味がないからっていうところもあるんですけど。なので、歴史的なところとか、ちょっと政治的なところは結構苦手です。

③ご自身が訪問看護で働こうと思ったきっかけや理由を教えてください

はい。今まで、 急性期の大学病院や回復期の病院で働いてきて、やっぱりこう、基本的に脳梗塞、脳出血、脳血管障害の方が多くて、お家に帰るための支援をするんですけど、そこから先の生活っていうのが、イメージできていなくて。

病院にいると、病院から元気に退院させるっていうのが目標になっていて、そこからの、その方の人生っていうのを考えはするんですけど、本当の意味でちゃんと理解できてなかったなっていう部分もありました。

入院してるのって、長くても6ヶ月から、7、8か月ぐらいが多いかと思うんですけど、ただ、その先の人生っていうのは、もっと年単位であったりとかするところで、退院されてから困る方っていうのがやっぱり多いだろうなと思っていました。

どうしても言語聴覚士なので、もうこの方はちょっと食べるのが難しいですって退院させてしまうことが多くて。

本当は食べさせたい、その人の人生はまだまだ続いてるっていうところがあるんですけど、そこの お手伝いが訪問看護だったらできるんじゃないかと思いました。ご家族も多分、 退院してきて嬉しいけど、本当は食べてもらえたら嬉しいとか、何かもうちょっとお家でできることあるんじゃないかなって。

病院でダメって言われちゃったけど、お家で何かしてあげたいってなった時に、何か少しこう、役に立てるんじゃないかなっていうところ。

やっぱりお家で最後まで生活できるっていうところで、食べたりコミュニケーション取ったりっていうのは、言語聴覚士が ちょっとできることなのかなと思って、訪問看護を目指しました。

④実際に訪問看護をしてみて、楽しかったりやりがいと感じることと、反対に 難しいと感じるところ、それぞれについて教えていただけますでしょうか。

はい。実際に訪問看護をしてみて、 失語症の方とかだと、やっぱり年単位で治ってくる。月単位、年単位で 経過を見ていくと、本当に介入した時よりも、1年前と比べるとすごく理解が良くなってるとか、喋るのが多くなってきたとか、間違いが減ったっていうのを実感できたかなっていうところがやりがいです。

経口摂取

あと、嚥下障害の方で家にいたけれども、 ちょっと練習して、耳鼻科の先生にも見ていただいて、胃ろうを外して経口摂取で生活ができるようになった方がいて、本人も嬉しいって言ってくれる。そういう経過を見ているのは本当に嬉しいし、楽しさです。

でも反面、どうしてもやっぱり厳しくて、お口で食べるのはちょっと難しいですっていうような判断だったりとか、やっぱ進行性のご病気だと、どうしてもだんだん食べれなくなるとか、 どのように最後を見ていくっていうようなところで、じゃあどうやって接していったらいいのかなっていう難しさは毎回ちょっと考えるところです。

答えはなかなか出せなくて、その方とご家族と、 その人に合った目標を立てていくっていうのが、ちょっと難しい時があるけれども、そこがチームで、看護師さんともそうだし、 理学療法士さんともそうだし、先生方と一緒に考えていかなきゃいけない課題なのかなと思います。

⑤最後に一言お願いします。

そうですね、言語聴覚士も国家資格になって、多分、20年ちょっとぐらいになるのかなと思うんですけど、 やっぱりまだまだ知名度は、理学療法士さんとかと比べると低くて。

在宅

訪問のリハビリイメージはどうしても、体を動かす理学療法っていうところになってきて、 言語聴覚士さんって何してるのってなるかと思うんですけど、言語聴覚士って、こう、リハビリだけじゃなくて、やっぱり、精神的なフォローだったりとか、話しながらそういうの見つけてたりとか、 食べるための、姿勢の調整だったりとか、ご家族への食形態の提案だったりっていうところもやっていけるので、何かあったら相談してもらいたいなと思います。

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