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こんにちは、理学療法士の福澤です。

最近は気候も暖かくなり、ようやく春らしくなって来ましたね!日々の訪問時も、時折、ウグイスの鳴き声を聞いたりと、春の訪れを感じることが出来ています。
ところで、私事ですが、先日、趣味の一つであるサーフィンのコンテストに参加して来ました。

クラスはロングボードマスタークラスで、コンテストに出るのは、とても久しぶりなことでしたが、先輩達に手取り足取り⁈サポートしてもらい、無事に楽しめることが出来ました!

私が久々にコンテストにエントリーしようと思ったのは、何年か前からある先輩に声をかけていただいていたということに加えて、娘がピアノコンクールに出始めたので、父親である私も何か別の分野でトライしている姿を見せたかったということがきっかけでした。

しかしながら!!

手厚い⁈サポートにも拘らず、身体の調子が悪く(言い訳ですね苦笑) 結果は惨敗でしたが(笑)

しかしながら!!

またある先輩の紹介で、JPSA(日本プロサーフィン連盟)の大会でも撮影されているプロのカメラマンの方にコーチングを受ける機会に恵まれ、そのコーチングに感銘を受け、そして、その内容がリハビリにも通じることがあり、自分自身を見つめ直すきっかけになったので、その体験を是非、ブログに投稿しようと思いました!!

そのカメラマンの方は、普段、日本のトッププロを撮影されているだけあって、視点が鋭く、たった一回のライディングで、既に私自身の弱点や癖を見抜いていました!!ただただ脱帽です。

先ず、コーチングの最初の一言が「ある程度大きな波は得意だけど、小波は苦手ですよね。」でした!

はい!その通りです(苦笑)

ある程度、力のある波では、波が板を押してくれるので、ライン取りも比較的楽なのですが、小さい波では、波の力のあるポジションをキープするため、波に合わせていかないと波の上で上手くスピードに乗れません。

私がライン取りに失敗した原因が明確に分かる一枚の写真がこれでした!

波を掴んだ後、立ち上がり→ターンで波の上を滑り始めた瞬間の写真です。

右に曲がろうと板を傾けているのですが、そのやり方に問題がありました。

よく見ていただければ分かると思うのですが、板を傾ける際、軸足(右下肢)の膝や足首の曲がりが乏しく、手を伸ばして上半身(体幹)を傾けてしまっていました。その際、重心も中央の軸から外れてしまっています。

私はしばしばリハビリ時に利用者様が、伝い歩き等で、手(上肢)だけを前方や側方に大きく伸ばしてバランス崩したりする際に、動作指導をさせていただくことがあるのですが、それと同じことを私自身が板の上で行なっていたのです!

その後の私のライディングでは、一瞬、不安定になり体勢を立て直すのですが、その瞬間に本来キープすべき一番波の力があるポジションを逃してしまっていたのでした。

私の弱点は軸足にあったことが分かり、その軸足を意識してライディングすることで、上半身を傾けるクセがなくなり、その後のフリーサーフィンにおいて技への繋げやすさを実感したのですが、たった20分のコーチングでここまで実感出来るのは驚きでした!!

20分と言えば、リハビリでいうと1単位分です。

その1単位でしっかり成果を実感出来たのです。

そこで、更に自分自身を振り返りました。私自身、リハビリでは、40分や60分をいただくことが大半ですが、その時間内に利用者様の動作における弱点を見つけ出し、改善点を的確に⁈明確に⁈お伝えすることが出来ているのか⁈

もちろん、海の上と陸とでは、多少なりとも、動作方法は異なることはありますが、私が受けたコーチングということでは同じだということに気付かされました。

リハビリにおいても、それぞれの利用者様やそのご家族様に合わせた視点で、それぞれの利用者様が理解できるように分かりやすく的確にアドバイス等をお伝えしなければなりません。

そんな基本的なことを思い出し、、、初心にかえることが出来ました!

理学療法士としては、今年で10年目になりますが、また気持ちを新たに、いつでも新鮮な気持ちで、利用者様のご自宅に伺いたいと思います!!

そして、今回のコンテストでは、制限内時間で、自分自身の持っている最大限の力を発揮して表現する難しさをあらためて実感しました。

リハビリでも同じですが、そこに面白さも感じましたので、また挑戦し続けたいと思いました!

次は6月5日に湯河原の吉浜で行われる予定のワンドリームカップにエントリーしてます!果たして、次はどんなハプニングが待ち受けているのか⁈ワクワクしてます(笑)

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